Taylor Deupreeを目当てに行ったこの12k Japan Tour。
会場は初めて行く渋谷アップリンクファクトリー。

ここがめっちゃ良かった。
写真じゃわかりにくいかもしれないけど
ステージってもんがないんです。
ただ長机が置いてあって、お客さんとの間に柵どころか段差も無い。
素敵な会場でした。

minamoとPsysExも実は初だったんだけど(Fonicaは観た事あったけど)それもすごく良かった。
PsysExはもっと上げてくるかと思いきや、スピーカーの特性を考慮したのか
メインの二人を考慮したのかおとなしめ。

そしてデュプリー。
彼は椅子も使わず、床に直接座って演奏してた。でも会場がこんななんで、彼との距離は1mくらいなのだけど。
なんか、オウテカの直後にデュプリーを聴いて思ったのは
ホントおなじエレクトロニカなんていうジャンルに分けられてるけど、本質的に違う音楽だなぁって事。
なんだろ。すごい気持ちよかったし、でも明らかに頭で聴いてる感じ。
オウテカは脊髄反射みたいな体の反応だったけど。なんだろ。うまく言葉には出来ないなぁ。

そしてウィリッツ。これはすごいねー。
ストラトにMIDI変換するピックアップかまして
あとはマルチのエフェクターとコントローラ、PowerBook+Liveというシンプルなセットなんだけど
まるで錬金術みたいに音を自在に操ってた。これはすごいね。すごいよ。めっちゃ乗り出して見ちゃった。

あと、会場にあったスピーカー、やたら優秀で
ものすごいなぁこれ、と思って
帰りに見たら、田口製作所のでした。

さすが！いいなぁこれ。職人技だなぁ。

ステージという概念が無かったため、帰りに出演者の機材を間近で（というかmacのディスプレイまで）見る事が出来ました。
これはかなりオイシイ。それでウィリッツがLive使ってる事がわかった。

デュプリーはもうMacを閉じてしまってたのだけど、丁度機材を片していたので、一言二言話してきました。
素晴らしいショウでした。という事をお伝えして、すこし機材と演奏についてのお話をしてくれました。
僕のpoorな英語にも丁寧に答えてくれて、とても感じのいい人でした。

という訳で、明日の高円寺 SALON by marbletronのライヴも行く事に決めました。
素敵な夜でした。