あのー、僕「あなたちゃんとしてるねぇ」とか「面白い人だね」って言うじゃないですか。
その二つって言葉としてはありふれてるけど、結構僕の中で最重要単語でね。
なかなかこの言葉を本気で相手に言う事はないんですよ。
あとはバカだねーっていう誉め言葉とかね。

なんていうんだろ。例えばしのはシバカシで一番ちゃんとしてる人だけど、
それは必ずしもいい大学を出て大企業に入ったっていう理由だけで
ちゃんとしてるって言われる訳じゃないじゃない？
まぁこんな事は言わなくても分かるんだけど。

その人が面白味がある人かどうかは、少し話すだけでもすぐ伝わってくるモンだよね。
それは浅はかすぎかな。

でも残念な事にこの「面白い」とか「ちゃんとしてる」の微妙なニュアンスって
面白くてちゃんとしてる人にしか伝わらないんだよね。
そうじゃない人にも説明を試みるけど、やっぱりちょっと的外れなレスポンスが返って来ちゃう。
うーん、悔しいね。僕はこのニュアンスを何とか言葉にしたいといつも思っているんだけどね。
いや、かくいう俺はといえば、ちゃんとしてるとは到底言い難いので、何も偉そうな事は言えん。
でもやっぱり自分のそういうスタンスは言葉にしたいよね。

まぁ、人生設計とか社会を生き抜く知恵をつけるのと同じくらい、他の余計で無駄で最高に面白い事もしないとって事なのかな。
いや、違うなぁ・・・

という不毛の葛藤。