とりあえず会場に着くと、予想外に山でした。
完全に「フジみたいに山ん中じゃないだろう」とナメていたので、少しテンションが上がる。
会場に入るとそこは、廃墟のような遊園地のような謎の場所でした。
使い道のわからん建物がいくつか建っていて、ジェットコースターみたいのもある。
そして、明かりが全然ない。足元が見えんくらい暗い。

まぁそんな魔空間のような場所で、山田くんと乾杯し、
その後なんやかんやあった末、はぐれました。

アクトは田中フミヤを少し（ずっといたかったけど）と、Tortoise、Galaxy 2 Galaxyを見た。

いやねぇ、結論から言うと、Galaxy 2 Galaxyは半端なかったよ。
予想に反して人力だったG2G。クラフトワークの曲をサンプリングしまくった曲と
最後のHigh Tech Jazz～Jaguar(!!)でぶっ飛びました。
まさかJaguarやるとは思ってもいなかったねぇ。
なんだろうねぇ、すごい言葉では言い表しにくいけど、不思議な力を持ったライヴだった。
良質なダンスミュージックって言い方も少し違うし、!!!みたいなテンションの上がり方とも違う。

生ジョン・マッケンタイアにテンションが上がってたのに（Tortoiseのライヴも素晴らしかった）
記憶が完全に上書きされてしまいました。
かなりの殿堂入りアクトです。

その後Rolandブースで楽器を試奏し、カタログをかき集めるレジスタンス達を目撃。
体はデカいがいい奴そうな感じ。でも遠まきにはテロリストでした。

でもね、
このイベント、お客さんが悪すぎる。
みんな前に行こうとしすぎ。それぞれ動けるくらいの間隔で聴いているのに、どんどんその間に入ってくる。
それにとにかく演奏中しゃべってる奴多かったな。なんか知らんけど、
ライヴ中みんな友達探してんのね。電話したり、手あげたり、大声で呼んだり。
ロックのお客さん(っていうような言い方はしたくないのだけど)の方がマナーがいい時代になったのですかね。

主催者側の問題は、あれはあれでいいのかなと思えてきた。
あの暗黒魔空間が形成されてこそURが際立ったという噂もある。

いやーでも楽しかった楽しかった。
最後の最後でお決まり（今回は変化球？）のあの祭りも開催されましたよ。