秋は静かに電子音楽に身を任せろ
不思議なもので、バイオリズムだかなんだか分からんけど
ロックンロールが聴きたい時期と電子音楽が聴きたい時期って交互に訪れるもんだね。
秋にさしかかったせいかまたアンビエントっぽいのを聴くようになってきた。
面白いCDを見つけたんすよ。
『Fluidities』/ Jonathan Hughes
これ、アンビエントもののCDなんですけど
2枚組のCDに各11曲ずつ収録されていて、全ての曲が6分で構成されています。
そんで、Disc1とDisc2の曲を同時に再生する事で11×11通りの曲が楽しめるというもの。
もちろん一曲だけでも成り立ってる。
企画的に面白いというだけで紹介した訳ではなくて、肝心の音もとても美しいです。
俺ってやっぱりMax/MSP丸出しの音好きなのかも・・・。
こういう音に身を任すととても気持ちいい。うーむ、秋だね。あちぃ・・・。
下記のレーベルショップサイトで試聴できます(一曲ずつね。)
the FOUNDRY SHOP(http://foundrysite.com/catalog/product_info.php?cPath=22&products_id=29)
あと、もし買う方はこちら
AMORFON(http://www.amorfon.com/)
↑(このアモルフォンってのは実はお店じゃなくて町田良夫が主宰するレーベルなんだけど、ここの音源もすごくいいよ。)
■追記■
フレーミングリップスの話でコメントがあったので少しだけ追記。
いくつか有名な「同時再生モノ」ってのはあるけど
大体そう言うのは一つの曲に対してステレオ2ch以上で出力したいからじゃないですか。
要は、複数の再生装置と、同じ数だけのスピーカーが必要って事。
このCDの特徴ってのは、複数の人がトラックメイクをしていて
それを自由に組み合わせる事で生まれる偶発性を楽しむってとこ。
際立った旋律やコード感の少ないアンビエントミュージックだからこそ出来る事な訳だけど。
だからホントはアレだよね。実は家にある2枚のCDを適当に同時再生するだけで
なんか面白い音が出るかもしれんて事だよね。
コメント
なんか企画はFlaming Lipsのみたいですね。
面白そう。
音きれい。
最近僕もアンビエントではないんですが
インストゥルメンタルブームがきてます。
投稿者: moai | September 2, 2005 12:05 AM
リップスは4枚組のやつですよね。
あれは完全に一つの曲を分離してあるから、要は8チャンネルで聴けって事ですよね・・・。
コーネリアスみたいに5.1chのDVDにして再リリースしてほしいわ。
投稿者: key1 | September 2, 2005 12:19 AM