見たもの-
Autechre
Chris Cunningham
Underworld
とあとちょこちょこ。

今年は会場が鬼のように広く、メインフロアは20,000人キャパクラス、サブフロアも5,000人キャパくらいでした。あと、メインフロアのPA前は、相当な音の良さでした。

22時頃会場に着き、すぐさまメインフロアへ。1年で2回もオウテカを見る事が出来るなんて幸福すぎる。ライブが始まるとやはり照明が落とされた。チッタの時と違って一音目の破壊力はなかったけど、徐々に音が鋭角的になってくる。中盤以降は半端じゃなく良かった。たらふくEを食ってアンダーワールドを見るより、素面でオウテカを見た方が何倍もいいに決まってる。彼らの音の前では、誰もが自由だ。
あ、PA前の一番音のいい所で、終始「やっぱパーティだよねー！！」とか「俺こういうドラムンベース大好きなんだよねー！！」とかずっと騒いでた奴、死ね。

Coldcutは2001年のフジの時すごく良かったから見たかったんだけど、オウテカ後で行く気が起きず即断念。

オウテカが終わった後は山田くん達と軽く合流したりして、その後Chris Cunninghamへ。
いきなり"Monkey Drummer"！全体的に予想以上に凄かった。最初から最後まで見てしまったよ。曲と映像は大体既存のものをミックス、リビルドしたのがほとんどだったけど、その映像と音の緻密さにビビる。あれはJitter使ってるんだろうか？？ただ流してるだけなんだろうか？？全然わからん。ラバージョニーを大画面大音量で見れるだけでもかなりいいんだけど、それに加えてスターウォーズのやつと、ヒトラーのはヤバすぎた。

そしてUnderworld。僕はアンダーワールドを初めて見たのは99年ブリッツ。それが最初で最後の3人のアンダーワールドだった。その後、僕は何と5度もアンダーワールドを観る事になるのだけど（それだけ来日しているのもすごい）どれも3人体制の時を越えるものじゃなかった。
今回は2年の活動休止明けを飾るライブ。そして3時間というロングセットのライブ。フロアに行くと、何とステージには3人の男が！！まさか！と思ったけど、もう一人はダレン・プライスであった。でも、今回は相当良かった。真ん中より前と後ろで、ミッド～ハイの聴こえ方が全く違ったので、人によって評価が分かれるかもしれない。でも今までの中ではセットリスト、内容共にダントツで良かった事は確か。音源でもう一回聴くのが楽しみです。

とにかく今回は（去年と違って）完全に元を取った感じです。満足です。
でもこのイベントって毎年ホントに空気の違うイベントだよね。一年目が一番良かった気がするけど、うん、なんかとりあえず立派なイベントになったもんです。